スピードデートのコツ:数分を最高の時間にするために
エントリーNo.177 ·

IFチームによる
スピードデートで一番大切なのは、自分をよく見せることではなく、相手に意識を向けることです。自分に合ったイベントを選び、少し早めに到着し、自分の情報を並べるリストではなく、相手の話を引き出す質問を2〜3個用意しましょう。会話のたびに共通点を探し、相手が条件を満たすかどうかではなく、その人と話していて自分がどう感じるかに目を向けます。マッチを選ぶときは慎重に。全員に「はい」ではなく、もう1時間一緒に過ごしたいと心から思える人に「はい」を。各デートの後に一言メモを残せば、顔がごちゃ混ぜにならずに済みます。マッチした相手には1〜2日以内に連絡しましょう。
タイマーが時を刻む中、次々と知らない人の前に座るのは緊張するかもしれませんが、あなただけではありません。会場のほとんどの人が同じ気持ちで、それが不思議と和やかな雰囲気を生み出します。スピードデートにはプロフィールにはない大きな利点があります。それは、実際の本人に会えることです。心理学者がスピードデート参加者に、事前に100以上の特性や好みについて尋ねたところ、その回答から誰が誰にときめくかは予測できませんでした。相性は紙の上ではなく、その場で現れるものです。数分間の対面は、何週間ものメッセージのやり取りよりも多くを教えてくれます。
スピードデートが機能するのは、「また会いたい」とほとんどリスクなく伝えられるからです。IFも、正直で気軽な気持ちを大切にするという同じ考えから生まれました。相手の交際状況や誰に興味があるかに関わらず、誰かへの気持ちを伝えられる仕組みです。現実の世界で始まったつながりを、タイミングが合うまで待つ言葉に変えるのです。
スピードデートの流れ
詳細は主催者によって異なりますが、ほとんどのイベントは同じ流れです。独身者たちがバーやカフェに集まり、通常は年齢層や誰に興味があるかでグループ分けされます。ペアは数分間(多くは3〜8分)話し、ベルが鳴ると各ペアの一人が次のテーブルへ移動します。各デートの後、カードやアプリで「また会いたいか」を記入します。主催者は、双方が「はい」と答えた場合にのみ連絡先を共有します。
今では多くの都市で、特定のグループ向けのイベントがあります。クィア女性、ゲイ男性、LGBTQ+全般のナイト、趣味や信仰を共有する人たち、特定の年齢層向けのものなど。散歩や料理教室、クイズなどのアクティビティを中心にしたイベントもあり、小さなテーブルを挟んで座るより気楽に感じられることもあります。会いたいと思う人が集まりそうなイベントを選びましょう。
出かける前に
- 自分に合ったイベントを予約しましょう。会場よりも、適切な年齢層と参加者の層のほうが大切です。
- 心強ければ友達を誘っても。ただしデートが始まったら別行動を。
- 事前に食事を。スピードデート+空腹+お酒は、良い組み合わせではありません。
- 少し早めに到着を。始まる前の数分は穏やかなウォームアップになり、慌てずに済みます。
- 自分らしく感じられる、楽な服装で。気にすべきは会話であって、靴ではありません。
- 良い質問を2〜3個用意しましょう。台本は必要ありませんが、切り出しの言葉をポケットに入れておくと気が楽になります。
数分で何を話すか
数分は短いので、誰もが聞く質問は避けましょう。「お仕事は?」も悪くありませんが、限られた時間で興味深い話に発展することはほとんどありません。より良いのは、物語を引き出す質問です。
- 「今月一番楽しかったことは?」
- 「ここにいなかったら、今夜は何をしてた?」
- 「1時間飽きずに話せることってある?」
- 「この街で一番過小評価されてる場所はどこ?」
そして、次に用意した質問ではなく、相手の答えを掘り下げましょう。自分を完璧に紹介するより、好奇心のほうがずっと魅力的です。会話が止まりがちな人は、会話を続けるコツも参考に。自分についても何か返し、軽い雰囲気を保ち、ベルが鳴ったら沈黙ではなく笑いで終わりましょう。
どんな人がマッチしやすいか、研究が示すこと
スピードデートは恋愛科学者のお気に入りの研究手法なので、この数分間に何が効果的なのかについて、珍しいほど質の高い証拠があります。
- 似ていると「感じる」ことが、実際に似ていることより大切。あるスピードデート研究では、二人がどれだけ似ていると感じるかが魅力を予測し、実際にどれだけ似ているかははるかに影響が小さかった。共通点を見つけて楽しむこと、たとえ小さな共通点でも、それは有意義な時間の使い方です。
- 全員に「はい」は裏目に出る。研究者によると、特定の一人に向けた関心は返ってきやすい一方、ほぼ全員に「はい」を出す参加者は相手から求められにくかったそうです。会話では惜しみなく、カードでは選びましょう。
- 自分から動くと自信がつく。ある実験では、テーブルからテーブルへ移動した人のほうが自信を持ち、出会った相手にもよりオープンでした。移動する側なら、歩く間に気持ちをリセットして、温かい状態で次のテーブルへ。
誰をマッチにするか決めるには
4分で相手が将来のパートナーかどうかを見極めようとしないこと。もっと小さな問いを立てましょう。「この人ともう1時間過ごしたいか?」答えが「はい」、あるいは「たぶんそう」なら、マークしましょう。良い会話があれば、コーヒー1杯の理由としては十分です。
次のデートが始まる前に、各デートの後で一言メモを。「サイクリング、ひどいダジャレ、優しい目」など。夜の終わりには顔が曖昧になるので、メモがあれば公平に判断できます。相手は感じが良かったけれど自分は何も感じなかった、という場合は「いいえ」で構いません。あなたの「いいえ」は相手には見えません。共有されるのは相互マッチだけです。
イベントの後
マッチの通知が届いたら、夜の記憶が新しいうちに1〜2日以内にメッセージを。会話の中から何かに触れて、自分がどのデートの相手かを伝え、具体的な提案をしましょう。どのくらい待てばいいか迷うなら、初デート後のメッセージのタイミングがここでも参考になります。そして次の再会は、スピードラウンドの続きではなく、きちんとした初デートとして。詳しくは初デートのコツをご覧ください。
マッチがゼロだったとしても、よくあることで、あなたへの評価ではありません。12人の部屋はごく小さなサンプルです。別のイベント、別の形式、別の層を試してみて、知らない人と話す練習ができたこと自体を成果としましょう。
アプリ以外で人と出会う方法
スピードデートは、アプリの外で人と出会う方法の一つで、合う人と合わない人がいます。この形式が自分に合わないなら、マッチングアプリなしで人と出会う方法に他の選択肢がまとまっています。最高のつながりはもっと身近なところ、すでに知っている人から始まることもあります。友達の友達を誘うでは、その穏やかな方法を紹介しています。クィアで、自分の仲間が実際どこで出会うのか知りたいなら、クィアの人がパートナーと出会う場所で選択肢を確認できます。
IFの出番:ベルの鳴らないときめきのために
スピードデートの一番優しいところは、あのカードです。「はい」を人知れず記入し、相手も「はい」だったときにだけ分かる。人生のほとんどには、そんな仕組みがありません。だからIFは存在します。実際に会ったことのある相手に、交際中かどうか、相手が誰であれ、正直に気持ちを伝えられる。そして二人が動けるようになるまで、それを大切に保管しておくのです。
二人ともフリーで相手がIFを使っていれば、あなたの「いいね」がカードのチェックになり、相手の承諾が相手のチェックになります。チャットが開き、飲みに誘えます。難しいのは、素敵なコーヒー1杯を過ごした相手が、その後別の人と付き合い始めたケース。その相手には、250文字までに限られた封をされたIFを送れます。どちらかが交際中である間は開かれず、チャットもできません。たとえばこんなふうに:「テーブル6で二人とも『はい』を選んで、今でもあれは正しかったと思う。今は誰かと一緒なんだね、うまくいっているなら嬉しい。もし何か変わったら、次のコーヒーはおごるよ」。
その間、相手にあなたの名前は見えません。相手がIFを使っていれば、「IFが届いています」という通知が届くことがありますが、開かれるまでそれだけです。相手がIFを使っていなければ、マッチしたときに主催者から渡されたメールアドレスや電話番号で送れます。メールなら短い招待が1通届き、電話番号なら何も届かず、IFは相手のために待ち続けます。
最初のIFは無料。これまでで一番プレッシャーの少ない「はい」です。カードにチェックを入れるように、気軽に送って、あとは夜を楽しみましょう。
よくある質問
スピードデートでは何を話せばいい?
事実ではなく物語を引き出す話題を。今週一番良かったこと、好きな場所、何時間でも話せることなど。きちんと聞いて、相手の話を掘り下げ、共通点を探しましょう。元恋人の話、重い話題、矢継ぎ早の質問攻めは避けて。
スピードデートは行く価値がある?
多くの人にとっては、はい。一晩で何人もの実在の人に会い、その人たちのそばで自分がどう感じるかを知り、相互マッチだけが分かります。デートにつながらなくても、新しい人と出会う練習になり、どんな人がいるかを気軽に知る方法になります。
スピードデートには何を着ていく?
その会場でのリラックスした初デートに着ていく服で。スマートカジュアルで、楽で、自分らしいもの。到着して1分以内に服装のことを考えなくなるのが理想です。
スピードデートのマッチは交際に発展する?
発展する場合もあります。マッチはただ「また会う」という合意にすぎず、そこからは普通の初デートと同じです。この形式が得意なのは一番難しい部分、つまり相手に会って、関心が相互かどうかを見極めること。その先は二人次第です。
好奇心を持って臨み、「はい」は選び、素早くフォローアップを。そしてイベントから遠く離れたところで生まれるときめきには、IFで人知れず「はい」を伝え、タイミングがあなたのものになるまで封をしたまま待てます。